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私たちの日常生活にすっかり溶け込んだポイント制度。買い物をするたびに少しずつ貯まり、いつか好きなものに交換しようと思い、日々ポイント残高を眺める人も少なくないでしょう。私もそんな一人でした。数あるポイントの一つに三井ショッピングパークポイントがあり、せっせと貯めてちょっとした贅沢を計画していたのでした。
しかし、そんな小さな楽しみが一瞬で消え去る出来事が起こりました。今回は、私が三井ショッピングカードのクレジット機能を解約したことで貯まっていたポイントを全て失った悲しい体験と、そこから得た教訓を共有します。同じ過ちを繰り返さないためのヒントになれば幸いです。
1. 事の発端
三井ショッピングパークポイントは、クレジット機能付きで利用することでお得にポイントが貯まる仕組みです。このカードを作った経緯として、あるららぽーとを家族で散策していたとき、よくいかれる方ならご存知かもしれませんが、三井ショッピングパークカードの入会キャンペーンをしてました。
当時、クレジット機能のないポイントカードを所持していましたが、話を聞いているうちにポイントアップや商品券等の優待に惹かれ、これからも利用するだろうと考え、クレジット機能付きカードを発行する事を決めました。
考えた通り私はららぽーとではこのカードを使い、買い物や飲食でコツコツとポイントを貯め、充実したららぽーとライフを楽しんでいました。また、三井ショッピングパークポイントにはメンバーズプログラムというものがあり、対象店舗での年間利用金額により、ブロンズからプレミアムまでのメダル(会員ランクのようなもの)が決定します。メダルの種類により様々な特典が得られることになります。
カードを持ち始めて数年経ち、私はプレミアムのメダルを取得し十分なポイントが貯まった頃、ある決断をしました。それは、クレジットカードを解約することです。理由はシンプルで、クレジットカードが増えてきたため整理したいと考え、ららぽーと専用で使用していたクレジットカードの必要性を感じなくなったからです。解約についてはサイトから簡単にできるため、早速手続きし無事に解約を進め、特に何も問題はないと思い込んでいました。
ところが数週間後にららぽーとに行き、普段通りアプリを開いたところ、アプリがログアウトされており、ログイン画面が表示されたため、おかしいなと思いつつログインメールアドレスを打ち込みますが、登録されていない旨の表示がされログインできませんでした。間違ったかと思い再度打ち込みますが、やはり同じ内容の表示がされました。
慌ててインフォメーションに問い合わせたところ、クレジット機能を解約すると同時に紐づけされたポイントも失効するという事実を知らされました。
2. 気付かなかった落とし穴
クレジット機能の解約がポイントの失効につながることを、私は失念していました。クレジットカード契約時にそのリスクについての説明があったと思いますが、解約することまで契約時は考えておらず、詳細をきちんと確認しないまま今回解約を進めてしまいました。私は「カードを解約してもポイントは残る」と思い込んでいたため、その後の喪失感は計り知れないものでした。
3. 再発防止のために
この経験を経て、クレジットカードの解約時やポイント管理の重要性を痛感しました。以下の対策を取ることで、同じ失敗を繰り返さないようにしています。
- 解約前に規約を再確認する
クレジットカードやポイント制度の規約をしっかりと読み、解約時の影響を理解するようにしました。 - ポイントを使い切る計画を立てる
解約前にポイントを全て使い切るよう計画を立て、無駄にしないようにしています。 - カスタマーサービスへの事前確認
解約や変更を検討する際には、必ずカスタマーサービスに問い合わせて詳細を確認する習慣をつけました。 - 必要性の検討
本当にその契約が必要か、その場の優待等に目を奪われていないか、自問自答して考えるようにしました。
三井ショッピングカードのクレジット機能を解約したことでポイントを全て失ったのは、確かに痛手でした。しかし、この出来事を通じて、ポイント制度やカード利用の仕組みをより深く理解する機会となりました。みなさんにも、クレジットカードの利用や解約時にポイントの扱いについて注意を払っていただきたいと思います。せっかく貯めたポイントを失うことなく、賢く活用することを目指しましょう。
あなたのクレジットカードのポイント制度や規約を、今一度確認してみませんか。その契約は本当に必要ですか?優待に目を奪われていませんか?小さな注意で大きな価値を守ることができます。
この記事を参考に、今日から賢いポイントライフをスタートしてください!